「お店で飲むような生ビールが家で飲めたらなぁ」
「家にビールサーバーがあったら、楽しいだろうな」
キリン ホームタップは、そんなニーズに応えたサービスです。
「一番搾りプレミアム」という、ギフト向けの普段は入手しにくい銘柄のビール(普通の一番搾りとは違います)やクラフトビールを、おうちでビールサーバーから注げる、そんなサービスです。
実際に使っている我が家は、クラフトビールも飲める点や、インテリアとしてのホームタップも気に入っています
この記事では、そんなキリン ホームタップについて、ビールサーバーを何台も使ってきた、ビールマニアの我が家が、徹底レビューします!
キリン ホームタップとは
キリン ホームタップは、工場の作りたてのビールが自宅に届くという会員制・生ビールサービスです。
テレビのCM(中井貴一さん&天海祐希さん)で見かけて、
「自宅で(作りたての)一番搾り!良いかも!」
と盛り上がった我々夫婦(大のビール好きです)。
実際に使ってみた感想としては、とても良いです!
キリン ホームタップの最大の魅力はデザイン
キリンホームタップの何が良いかというと、我が家としては、そのデザイン(機能性を併せ持ったデザイン)が最も優れたところだと思っています。
ビールサーバーという家電はけっこう大きい
ビールサーバーを複数台、所有する我が家(マニアです。笑)。
ビールサーバーは基本的に、キッチンやリビングに設置するので、そのデザイン性はけっこう重要です。
キリン ホームタップはどんなインテリアにも馴染むデザイン
そんな中、キリン ホームタップは、角田陽太(かくだようた)さんという、MUJIのデザイナーを務めていた人が、手がけています。
なるほど「MUJIの家電」と言われても納得しそうな、キリン ホームタップはそんなデザインです
普通、ビールサーバーというと、真四角でステンレス、というイメージです。
しかし、ホームタップは真逆のような、丸みを帯びた(柔らかい)白色、というデザインです。
そして、コンパクトに設計されているので、使い勝手が良く、いろんな意味でよく考えられたデザインだなぁと思います。
キリン ホームタップのビールの味は?
デザインが良いとしても、それよりも重要なのは「ビールの味」。
キリン ホームタップの「一番搾りプレミアム」(基本となる銘柄)は、ビール嫌いの人にもオススメできるような、飲みやすい味です。
苦味が少なくて、ちょっと甘さも感じるような味で、どんな料理にも合います
日本のビールならではの「食事に合うビール」
我が家はクラフトビールが好きですが、いわゆる「普通のビール」も好きです。
どちらかと言うと、クラフトビールは「ビールに料理を合わせる」という感じだと思います(個人的な感想です)。
それが「一番搾り」や「スーパードライ」は、日本の家庭料理や和食の味を活かす、という感じで「どんな料理にも合う」、そんなタイプのビールだと思います。
ホームタップ「一番搾りプレミアム」は“普通のビール”の最上級
キリン ホームタップの「一番搾りプレミアム」は、そんな日本のビールの良さを最大限に活かしたビールだと思います。
通常の「一番搾り」と違って、「一番搾りプレミアム」はギフト商品や一部の飲食店でしか飲めないので、そんなビールが自宅でタップから飲める、というのは“普通のビール”の最上級と言えるんじゃないでしょうか。
一番搾りと一番搾りプレミアムを飲み比べした記事を作っています↓
キリン ホームタップは高い?安い?
では、そんなホームタップ、使ってみて、高い?安い?と聞かれたら「安くはないけど、高くもない」と個人的には思っています。
ビールサーバーというのは本来、高いものだったのがサブスクのおかげで安く使えるんですよね
※ビールサーバー全般について、下記記事で紹介しています↓
キリン ホームタップの料金
キリン ホームタップは2つの料金コースがあり、月額8250円から始められます。
まとめると、下記のような内容です
月4Lコース | 月8Lコース | |
基本料金 | 3190円 | 3190円 |
ビール料金 | 5060円 | 9240円 |
月額合計費用 | 8250円 | 12,430円 |
上記の「基本料金」には、下記のサービスが含まれています。
・サーバーレンタル料金
・月2回の配送料金
・炭酸ガス・ストロー等の消耗品
この「基本料金」、配送料(2回)込みで3190円というのは安いですよね。
「一番搾りプレミアム」が毎月届く
そして、前述の「一番搾りプレミアム」が4Lで5060円、8Lだと9240円です。
1杯あたりの価格は下記のようになります
ホームタップの1杯あたりの価格 | |
4Lコース(5060円) | 421円 |
8Lコース(9240円) | 385円 |
基本料金(レンタル料金・送料等が含まれます)も加えて1杯あたりにすると下記。
ホームタップの1杯あたりの価格 | |
4Lコース・合計(8250円) | 687円 |
8Lコース・合計(12,430円) | 517円 |
前述の通り、「一番搾りプレミアム」は通常の「一番搾り」とは違って、スーパー等では販売されていない、ギフト向けの商品です
毎月、自分に向けてお歳暮・お中元が届く、と考えれば持ち運び(送料)も含めて、高くはなく妥当な価格だと思うのですが、どうでしょうか。
キリン ホームタップの使い方と設置例
では、ホームタップの普段の使い方と、使っている雰囲気を紹介します。
最初に使い方の流れをまとめると、
(1)ビールを冷蔵庫で冷やしておく
(2)炭酸ガスカートリッジを装着
(3)本体の電源を入れる
(4)ボトルにストローを装着
(5)ボトルを本体に入れてチューブと繋ぐ
(6)ビールを注ぐ!
ビールを冷蔵庫で冷やしておく
宅急便でビールが届いたら、ボトルを冷蔵庫に入れて冷やします。
ボトルのサイズは高さ190mm、直径約100mmなので、冷蔵庫にも収納しやすいです。
炭酸ガスカートリッジを装着
本体の蓋を開けて、炭酸ガスカートリッジのホルダーを取り出します。
ホルダーに炭酸ガスカートリッジを装着して、セットします。
ちなみに、炭酸ガスカートリッジは、8本入りの箱が定期的に送られてきます。
本体の電源を入れる
使用する10分以上前に電源を入れて、ビールサーバー自体を冷やしておきます。
ボトルにストローを装着
冷やしておいたボトルに、キャップ&ストローを装着します。
※こちらのストローなども、定期的に送られてきます(ビール12セット毎)。
ボトルを本体に入れてチューブと繋ぐ
ビールのボトルを本体に入れて、炭酸ガスカートリッジからのチューブをセットして、蓋を閉めます。
ビールのボトルをセットしたら、10分くらい置きましょう(すぐに注ぐと泡が出やすいです)
ビールを注ぐ!
あとは、ビールを注いで乾杯!
我が家の場合、週末のご褒美的にビールを飲むので「今週もお仕事、おつかれさまでした」という感じです♪
ビールを飲み残したらサーバーで保管&48時間以内に飲み切る
ちなみに、ホームタップでは、ビールを飲み残したらサーバーでそのまま保管し、48時間以内に飲み切りましょう(下記記事で説明しています)。
我が家が感じるキリン ホームタップの(デザイン以外の)3つの魅力
そんなキリン ホームタップ、我が家が感じている魅力(メリット)は、前述の「デザイン性」の他にも、3つあります。
●省スペース
●少量でも飲める
●メンテナンスが楽ちん
省スペース
キリン ホームタップは他のビールサーバーと比較すると、最小サイズと言ってもいいくらい、コンパクトです。
なので、キッチンの隅っこに置けたり、使わない時も場所を取らないです。
少量でも飲める
これは他社のビールサーバーにも言えますが、「ちょっとだけ飲みたい」というような時も、ビールサーバーがあると便利です。
キリン ホームタップの場合、ボトルをセット(開封)したら、48時間以内に飲んだ方が良い、との事なので、2日以内だと、いつでも好きな時に好きな量を飲めます。
メンテナンスが楽ちん
メンテナンスは、キャップとチューブの部分を洗う(水を通す)だけです。
これは、他社のビールサーバーと比較しても、キリン ホームタップのメンテナンスは楽ちんです
キリン ホームタップの口コミ・評判は?
では、我が家だけでなく、一般的な口コミや評判はどうなのか。
SNSや口コミサイトで調査してみました。
良い口コミ・評判
夢叶ったわー。自宅ににビールサーバー。キリンの家庭用生ビールサーバーを体験。 このクオリティの生ビールが飲めるなんて・・・最高。
Twitter より
軽くて飲みやすい。おでんと鯵の南蛮漬け、レバーの唐揚げとともに。
Twitter より
呑んだらハマります!
Twitter より
ホームタップに #よなよなエール が増えた時の喜びったらなかった
調査してみた感想としては、下記のような口コミが多いです。
・ビールサーバーが自宅に来て嬉しい
・家飲み時間が楽しくなった
・クーポンコード、ご利用ください
「クーポンコード」というのは、お友達紹介キャンペーンで、紹介した人も紹介された人もクーポンがもらえる、というものです(利用するのもオススメです)。
悪い口コミ・評判
SNSでは、利用者の悪い口コミ・評判は見当たらないですが、契約前の「もう少し手頃な値段だったら・・・」というような投稿は目につきました。
あと、口コミサイトでは、解約した人たちの、下記のような口コミがありました。
・料金が高い
・味が合わなかった
・解約手数料(16,500円)が不満
「料金が高い」に関しては、要するに「味」の好みが合わない、という事なのだと想像します
例えば普通の缶の「一番搾り」などと比較すると、どうしても高くなってしまうし、とにかく安く飲みたい「味よりも価格重視」、という人には向いていない、というサービスがホームタップなのだと思います。
解約手数料(16,500円)については要注意ですが、1年以上使えば解約手数料はかかりません(後述します)。
他の家庭用ビールサーバーと比較
次に、他社の家庭用ビールサーバーと、ホームタップを比較してみます。
ホームタップ | ドラフターズ | ドリームビア |
キリンのサブスク。一番搾りプレミアムを基本に、一部クラフトビールも。 | アサヒのサブスク。飲めるのはスーパードライのみ。 | クラフトビールにこだわったサブスク。日本国内の小規模醸造所のビールを取り扱う。 |
家庭用ビールサーバーは現在、ホームタップの他、アサヒのドラフターズ、そしてDREAM BEER(ドリームビア)の3社がメジャーだと思います。
この3社を比較していきます
ちなみに、上記3つはサブスクですが、「グリーンハウス」という買い切り型(?)のお手軽な家庭用ビールサーバーも我が家は所有していて、下記記事でレビューしています。
料金・プランを比較
ホームタップ | ドラフターズ | ドリームビア | |
月額料金 | 8250円~ | 7980円~ | 14,190円~ |
単純な料金比較だと、ドリームビアが最も高く、ホームタップとドラフターズは、ほぼ同じ価格帯です。
ただ、飲めるビールの種類が大きく違うので、一概に「高い・安い」は判断できません。
飲めるビールの種類を比較
ホームタップ | ドラフターズ | ドリームビア | |
ビールの種類 | 「一番搾りプレミアム」を基本に、常時3~4種類 | アサヒ「スーパードライ」のみ | 国内60ブルワリー(醸造所)の150銘柄以上 |
「ドラフターズ」は飲めるビールが「スーパードライ」だけで、「ドリームビア」は扱うのが小規模ブルワリー(醸造所)のクラフトビールなので、どうしても高くなります。
ビールサーバーのサイズを比較
ホームタップ | ドラフターズ | ドリームビア | |
サイズ(本体のみ) | 幅230㎜×奥行283㎜×高さ355㎜ | 幅195㎜×奥行395㎜×高さ478㎜ | 幅308㎜×奥行340㎜×高さ449㎜ |
ビールの容量 | 1L | 2L | 1.5L×2本 |
サイズについては、ホームタップが最も小さく、置く場所を選びません。
これは、ビールの容量の差が理由で、ホームタップはペットボトルの容量が1リットルなのに対して、ドラフターズは2L、ドリームビアは1.5リットルが2本、入ります。
ビールサーバーのデザインを比較
ホームタップ | ドラフターズ | ドリームビア |
白を基調とした、MUJIの家電のようなデザイン | 黒色で、ちょっとデスクトップパソコンの本体のような男性的なデザイン | 黒色で、かなり大きい(ダブルタップの為)、目立つデザイン |
デザインについては、客観的な比較が難しいですが、ホームタップは冒頭で述べた通り、ビールサーバーらしからぬ(?)テイストです。
ドラフターズとドリームビアについては、黒色で男性的なデザインです。
ちなみに、ドリームビアは「2021年度グッドデザイン賞」を受賞しています
比較してみた感想
比較してみた感想としては、クラフトビール好きの我が家としては、一番のお気に入りはドリームビアです。
アサヒ・ドラフターズはクラフトビールがないので、我が家としては選択肢から外れます。
キリン ホームタップは、種類が少ないとは言え、クラフトビールも選べるので、選択肢に入ってきます。
デザインに関しては好みがありますが、前述の通り、ホームタップはMUJIのようなテイスト、ドリームビアは「2021年度グッドデザイン賞」を受賞していて、どちらも甲乙つけがたいです。
ドリームビアはサイズは大きいですが、それは容量が多いというメリットでもあります。
迷いますね
そんな、キリン ホームタップ&ドリームビアの比較記事も作っています↓
キリン ホームタップの解約やお試しは?
キリン ホームタップの会員に登録する前に、確認しておいて欲しい事についても。
1年未満だと解約手数料(16,500円)がかかる
「悪い口コミ・評判」のところでも書きましたが、ホームタップを契約して1年以内(最低契約期間内)に解約すると、解約手数料(16,500円)がかかります。
継続して使っているホームタップ・ユーザーの満足度は高いので(公式サイトによると99%の満足度)、あまり心配ないかもですが、事前に知っておきたいですね。
「お試し」はない?
「最低契約期間が1年というのは長いな・・・」
「少しの期間でお試しとか、できないのかな?」
と思う人もいると思います。
キリン ホームタップは「1ケ月間のお試しプラン」を開催していた時もあったのですが、現在は開催されていないようです。
ただ、ホームタップの公式サイトでは、エディオンでの体験会の案内があります(2022年12月現在)。
味やビールサーバーのサイズ感など、事前に試したい場合、体験会に申し込むのも良いですね
まとめ
キリン ホームタップは、ビールサーバーマニア(?)の我が家としても、自信を持ってオススメできるサービスです。
ドリームビアほど本格的ではないですが、優等生的な良さがキリン ホームタップには、あります
どんな料理にも合う、一番搾りプレミアムの味はもちろん、ビールサーバーのデザインは、家のテーブル脇やカウンターに置いていても邪魔しないし、愛着が湧いてきます。
使っていない時も、ついついその丸みを帯びたサーバーの手触りを確かめたり(笑)
週末のご褒美的にビールを飲む事が多い我が家ですが、友人や家族が遊びに来た時、皆ビールを注ぐのを楽しんでくれています。
それぞれのビール、ビールサーバーにメリット&デメリット、そして好みがあるので、ぜひこのサイト(ブログ)の記事を参考にしていただいて、美味しいビールライフを送ってください!
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