家庭用ビールサーバーって、どうなんだろう?
キリン ホームタップが有名だけど、ドリームビアというのもあるみたい
キリン ホームタップもドリームビアも、どちらもサブスクで毎月料金が発生するので、契約前にしっかり検討したいですよね。

我が家はどちらのビールサーバーも使ってきたので、徹底比較しながら紹介します!
キリンホーム タップvsドリームビア、比較するポイントは4つ

キリン ホームタップとドリームビア、どちらもメリット・デメリットがあります。

我が家は両方を使ってきました
本記事の、4つのポイントの比較を読んでいただく事で、契約する前の参考にしていただければと思います。
(1)飲めるビールの種類
(2)料金・プラン
(3)ビールサーバーの大きさ・機能
(4)使い勝手・メンテナンス

以降、それぞれ解説していきます
飲めるビールを比較
まず、ドリームビアとキリン ホームタップで飲めるビールについて、比較します。
ビールの種類はドリームビアが多い

飲めるビールの種類は、ドリームビアが多いです、圧倒的に。
ホームタップ![]() | ドリームビア![]() | |
ビールの種類 | 「一番搾りプレミアム」を基本に、常時3~4種類 | 国内60ブルワリー(醸造所)の150銘柄以上 |

ドリームビアが「150種類(銘柄)以上」に対して、キリン ホームタップは「常時3~4種類」くらいです
ドリームビアは全国60ブルワリーのクラフトビールを取り扱い

ドリームビアは全国60社のマイクロブルワリー(小規模醸造所)のクラフトビールを取り扱っています。
とにかく豊富な種類のビールが飲めます。

毎回、違う銘柄・ブルワリーを試していく、というような楽しみもあります
キリンホームタップは「一番搾りプレミアム」が基本

キリン ホームタップは「一番搾りプレミアム」の他、キリンが手がけるクラフトビール・ブランド「スプリングバレー」や、季節限定のビールが3~4種類です。
「よなよなエール」等のクラフトビールもあるが期間限定

キリン ホームタップでは「よなよなエール」や「銀河高原ビール」などの期間限定銘柄というのがありますが、基本的には好みの銘柄を決めて注文する、という使い方が多いのがホームタップだと思います。
ビールの賞味期限を比較
ついでに、ビールの賞味期限についても比較しておきます。
●「一番搾りプレミアム」は35日、その他のビールは45日
●ビールセッティング後の賞味期限は2日
●ビールの賞味期限は銘柄毎に異なるが、概ね1か月以上
●ビールセッティング後の賞味期限は5日
料金・プランを比較
次に、料金とプランを比較します。
料金はキリン ホームタップの方が安い(ドリームビアの方が高い)
料金は、キリン ホームタップの方が安いです。

ホームタップの安さの理由は、大手メーカーであるキリンが手掛けるという事と、そもそもコンセプトが違うんですよね
それぞれ、料金体系が複雑なので、項目ごとに比較していきますね。
基本料金を比較(サーバーレンタル料など)
ホームタップ![]() | ドリームビア![]() | |
基本料金 (サーバーや備品などの使用料) | 3190円 ※送料込み | 3300円 ※送料別 |
ここで言う「基本料金」は、ビール料金以外に必要なコスト、とします。
ビールサーバーの使用権、ストローやガスカートリッジ等の備品
キリン ホームタップは「基本料金(3190円)」を設定していて、備品やサポート料金等が含まれますが、「ビールサーバーは無料でレンタル」という設定です。
それに対してドリームビアは「基本料金」を設定していませんが「サーバーレンタル料金(3300円)」が必要です。

ややこしいですよね。。。
ちなみに、ドリームビアは以前まではビールの注文がある月のレンタル料金が無料でしたが、2022年8月に料金が改定され、注文がない月もレンタル料金がかかるように変更になりました。
送料を比較
ホームタップ![]() | ドリームビア![]() | |
送料 | 無料 | 有料(クール便) |
あと、更にややこしいのが、キリン ホームタップは送料が「基本料金」に含まれているのに対して、ドリームビアは送料が別です。

ドリームビアが取り扱うのは少量生産のクラフトビールがが多く、品質にこだわると「クール便」になって高くなってしまうんですよね

ビール料金を比較
ホームタップ![]() | ドリームビア![]() | |
ビール料金 (月額最低料金) | 5060円(ビール4本※4リットル) | 9900円(ビール3本※4.5リットル) |
ビール料金は、月額最低料金は上記のようになります。
1リットルあたりにすると、下記。
ホームタップ![]() | ドリームビア![]() | |
ビール料金(1リットルあたり) | 1265円 | 2200円 |

キリン ホームタップは大量生産のビールがメインですが、ドリームビアは少量生産のクラフトビールが多いので、こうした価格差になるのでしょう
月額の最低料金(合計)を比較
ホームタップ![]() | ドリームビア![]() | |
基本料金 | 3190円 | 3300円 |
ビール料金 | 5060円 | 9900円 |
送料 | 無料 | 有料 (関東990円~) |
月額最低料金 (合計) | 8250円 | 14,190円 |
月額の料金は、合計すると上記のようになります。

価格の安さを重視するなら、キリン ホームタップになりますね
あと、ドリームビアに関しては、月額料金を安くする裏技について、下記記事で紹介しています↓
契約期間・中途解約について比較
契約期間・中途解約についても。
契約期間は、ドリームビアもキリン ホームタップも、どちらも1年(12か月)の最低契約期間となります。
契約期間内(1年以内)に解約した場合、契約解除料が必要で、下記の通りです。
●キリン ホームタップ:16,500円
●ドリームビア:30,000円
ビールサーバーを比較
次に、ビールサーバーについて比較していきます。
ビールサーバーのサイズはドリームビアの方が大きい


ビールサーバーの大きさ(サイズ)は、ドリームビアの方が大きいです。
ホームタップ![]() | ドリームビア![]() | |
サイズ(本体のみ) | 幅230㎜×奥行283㎜×高さ355㎜ | 幅308㎜×奥行340㎜×高さ449㎜ |
ビールの容量 | 1L | 1.5L×2本 |
「大きい」のは、デメリットでもあり、メリットでもあります。
・置く場所を選ぶ
・容量が大きいのでホームパーティー等にも対応しやすい
・ボトルやガスカートリッジの交換の頻度が減る
※ドリームビアのサイズについては、こちらの記事で詳しく紹介しています↓
ビールサーバーの大きさはPETボトルの大きさに比例

ビールサーバーの大きさは、そのままPETボトルの大きさに比例します。
つまり、キリン ホームタップはビールサーバー本体が小さいので、ビールのボトルも小さいです(1リットル)。
ドリームビアはPETボトルも大きい(そしてダブル)

ドリームビアのPETボトルは1.5リットルで、しかも本体に2本入ります。

これが、ドリームビアの本体が大きい理由の一つなんですね
ガスカートリッジを比較


ちなみに、ガスカートリッジもドリームビアの方が大きく、ホームタップはコンパクトです
ガスカートリッジの大きさも、同じようにメリット・デメリットになり、ドリームビアは大きい分、長持ちします(ホームタップはビールボトル2本に1回交換する必要があります)。
ビールサーバーの機能を比較(ドリームビアは高機能)


ビールサーバーの機能は、ドリームビアの方が高機能です。
ドリームビアのビールサーバーには温度調節スイッチがあり、3段階の温度調節ができます。
1:約7℃
2:約5℃
3:約3℃
それに対して、キリン ホームタップには温度調節機能はありません。
この辺りは、ドリームビアのこだわりを感じる部分です

クラフトビールの銘柄によっては、高めの温度で飲んだ方が美味しいですからね
使い勝手・メンテナンスを比較
使い勝手・メンテナンスについて比較します。
メンテナンスはキリン ホームタップの方がラクチン

使い勝手、メンテナンスについては、ドリームビアもキリン ホームタップも、どちらも簡単です。
しかし、比較すると、キリン ホームタップの方が簡単です。
ドリームビアは分解洗浄が必要

キリン ホームタップのメンテナンスは、キャップとチューブの部分を洗う(水を通す)だけです。
ドリームビアはどうかと言うと、タップやアダプターの部分を分解洗浄する必要があったり、キリン ホームタップに比べると、メンテナンスの行程が多いです。
ちなみに、下記はドリームビアの取り扱い説明書の「お手入れのしかた」です。
ドリームビアの「お手入れのしかた」 | |
部品 | 洗浄頻度(目安) |
注出アダプター・タップ・注出ストローの水洗い | PETボトルビールの交換の都度 |
タップの分解洗浄 | 1週間に1回程度 |
吸気フィルター | 1月に1回程度 |
受皿 | 必要に応じて |
外装・バケット内など | 必要に応じて |
上の行程を見ると「ドリームビアのお手入れ、面倒くさそう!」と思うかもしれませんが、やってみると難しくはなく、むしろキリン ホームタップが簡単すぎる(笑)、という感じです。
キリン ホームタップがオススメなのはこんな人
キリン ホームタップとドリームビアを比較した上で、キリン ホームタップをオススメしたいのは、こんな人でしょうか。
・「一番搾り」のようなタイプのビールが好き
・「よなよなエール」のようなクラフトビールも好き
・MUJIのようなデザインが好き

キリン ホームタップは、ドリームビアと比較すると「ライトユーザー向け」だと思います
※キリン ホームタップの詳細記事はこちら↓
ドリームビアがオススメなのはこんな人
そして、ドリームビアがオススメの人は、こんな人だと思います。
・クラフトビールがとにかく好き
・たくさんの種類のビールを飲みたい
・ホームパーティーを楽しみたい

ドリームビアは、ホームタップと比較すると「ヘビーユーザー」で、よりマニアックなビール好き向け、だと思います
※ドリームビアの詳細記事はこちら↓
キリン ホームタップとドリームビア、両方を実際に使ってみた感想

我が家はキリン ホームタップとドリームビア、両方を使ってきました。
キリン ホームタップとドリームビア、どちらも良いサービスですが、両方使ってきた我が家としては、「どちらか選ぶとしたら?」と聞かれたら、こう答えます。

置く場所(スペース)があるのであれば、ドリームビアがオススメ!
「大は小を兼ねる」ビールサーバー

理由としては、ドリームビアに関しては「大は小を兼ねる」というような存在だと思うのです。
キリン ホームタップはコンパクトですが、その分、容量が小さいので、大人数やホームパーティーでの利用には不向きです。

1リットルのビールは、4、5人だと1杯ずつでなくなってしまいます
他、いわゆる普通のビールが好きだったとしても、ドリームビアにも普通のビール(ピルスナータイプ)があり、それは一般的な缶ビールよりもこだわりのビールです。

だから、「大は小を兼ねる」

まとめ(あなたはどっちを選ぶ?)
キリン ホームタップとドリームビアを比較してきました。
まとめると、
●飲めるビールの種類は圧倒的にドリームビアが多い
●料金はホームタップの方が安い
●ビールサーバーはドリームビアの方が大きく、高機能
●使い勝手・メンテナンスはキリン ホームタップの方がラクチン
両方を使ってきた我が家としては、「どっちがオススメ?」と聞かれたら、

置く場所(スペース)があるのであれば、ドリームビアがオススメ!
と答えます。
理由は、「大は小を兼ねる」、という事でドリームビアだと「100種類以上のビール」「ホームパーティー」など、自宅ビールサーバーらしい楽しみを最大限にしてくれる、と思うからです。
以上、キリンホームタップとドリームビアの比較記事でした!
ぜひ自宅ビールサーバーを導入して、充実の家飲みライフ、スタートしてください♪

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